2022.11.22
イベント
子どもを笑顔に!!プログラミング体験イベント実施
みなさんこんにちは。産業能率大学 北川ゼミです。
私たちは、2022年10月1日、2日に東京都立産業貿易センターで、モノづくり日本会議様・日刊工業新聞社様主催の「モノづくり体感スタジアム2022」に参加させていただきました。
いくつかの企業・団体が参加する中、私たちは前回のブログで紹介した「Scratch」と「Viscuit」を使ったワークショップを行いました。
今回はワークショップの様子をご紹介したいと思います。
「Scratch」、「Viscuit」とは何??と思った方はぜひ前回のブログからご覧ください!!
Viscuitで楽しい宇宙を作ろう!
まずは年中さんから小学校1年生までを対象としたViscuitのワークショップです。
イベントスタート!!宇宙にはなにがある?
学生『はじめに…宇宙にはどんなものがあるかな?』
子どもたち『宇宙人!』『隕石!』
学生『では宇宙にあるものを色鉛筆で自由に描いてみてね!』
まずはスケッチブックに自由に描いてもらいました。
学生『これは何を描いてるの??』
子ども『これはカービィだよ』
学生『カービィも宇宙にいるとうれしいよねー』
Visuitを使ってみよう!
タブレットに指で絵を描いて、自由に動かしていきます。
子ども『このメガネはなにー?』
学生『このメガネに描いた絵を入れたら動かすことができるんだよ』
子ども『ほんとだ!動いた』
みんなの作品を合体!!自分の描いた絵はどこかな?
子どもたちが描いた動く宇宙の生き物を合体させました。
学生『みんなが描いてくれた絵がスクリーンで動いてるよ』
子ども『俺の描いた絵あった!』
宇宙にゴミはあるかな?
Viscuitのより進んだ機能を使用し、宇宙のゴミについてアニメーションで紹介しました。
学生『ここで皆さんに質問です。宇宙にゴミはあるかな?』
子ども『ない!』
学生『実は…宇宙にゴミはたくさんあるんだよ。こわれたロケットの破片とかゴミになって漂っているんだ。もしこの宇宙のゴミにロケットなどがぶつかってしまったらどうなるかな??』
子ども『危ない!』『爆発しちゃう!』
学生『正解!危ない宇宙のゴミがどんどん増えているんだよ。だからそのゴミを掃除するロケットの開発も進んでいるんだ。』
最後に記念撮影
みんな笑顔でハイチーズ!!
できあがった子どもたちの作品
Viscuitで子どもたちが自由に描いた絵を集めて、1つの作品として完成させました。こちらが実際の作品になります。
Scratchで楽しいゲームプログラミング
Scratchは小3から小6の子どもたちが参加しました。
教材は難易度別に3種類
難易度を変えて準備をした3種類の教材の中から1つ選んで作成してもらいました。
教材はこの3つです。どれも楽しそうなゲームだと思いませんか?
ゲーム作成中!
ヒントカードを使って学生と一緒にゲームを作成していきます。
学生『このコードを入れたらボールが動くよ。』
子ども『すごいーー!!次はこの人を動かせるようにしたい。』
学生『この人は上下に動くから何を変えればいいかな?』
完成した作品の発表会!!
作品をスクリーンに映して動かしながら、工夫したところなど発表してもらいました。
子ども『私ががんばったところはコードを間違えないように入れたことです。』
全員『拍手!!』
最後にみんなで記念撮影!
みんなでハイチーズ!!
イベントは無事終了
今回は、8月に行ったオンラインワークショップの反省点などを踏まえてイベントに挑みました。私たちにとって初めての対面開催となり、学生一同緊張して当日を迎えました。
2日間で、5歳~小学6年生までの大勢の子どもたちと直接コミュニケーションを取ることができました。
会場に来てから親御さんと離れてぐずりだしてしまった子、途中で他のことが気になって作業がなかなか進まなかった子など、いろんな場面に遭遇しました。
しかし、担当の子どもに対して、プログラミングを楽しいものだと感じてもらえるように、楽しかった、来てよかったと思ってくれるように一生懸命工夫してがんばりました。やはりオンラインとは違って表情を見ながら直接コミュニケーションが取れたと思います。
帰り際の子どもたちに「どうだった?」と尋ねたら、「たのしかった!」「またやりたい!」と答えてくれてとてもうれしかったです!
終了後に、保護者様から回答していただいたアンケートでは満足度100%という評価をいただきました。「とても集中して取り組んでいました」「いつもは自分で思いつくまま作っているものを、やり方を教えてもらってできたのでとてもいい経験になった」「年中の子どもでも楽しみながらプログラミングに興味を持てるようになっていたので参加してよかった」などのうれしいコメントもいただけました!
子どもの成長ってすごい!!
今回、2日間イベントを通して私たちが特に感じたことは、子どもたちの素直さと成長スピードの速さです。
初めてプログラミングを体験した子が大半でしたが、少し作業の流れを伝えてあげただけですぐに自分のものにし、想像を膨らませそれをカタチにして自由に表現してくれていました。
子どもたちの吸収の早さは私たちの予想を遥かに超えており、保護者の方々も「そんなにすごいもの作れたのか」と驚くほどでした。
教えれば教えるほど上達し、楽しそうにプログラミングしてくれる子どもたちの姿を見ることができて、ワークショップを開催してよかったと実感することができました。