2024.09.03
イベント
子どもの想像力は無限大!デジタルで絵を動かしてみよう!
こんにちは!産業能率大学 情報マネジメント学部 北川ゼミです。
突然ですが、みなさんはこう思ったことはありませんか?
「もしも自分が紙に描いた絵が自由に動いたら…」
今回はそんな夢をかなえたイベントについて紹介します!
『かながわ夢絵コンテスト』
先日、認定NPO法人こどもネットミュージアム(https://kodomonet.org/)様主催の『かながわ夢絵コンテスト』関連企画、『動く夢絵ワークショップ』を開催しました。
『かながわ夢絵コンテスト』は神奈川県の小学生を対象とした絵画コンクールです。
テーマは「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」。子どもの想像力がたくさんつまっていて見ているとわくわくする作品ばかりです!
かながわ夢絵コンテスト – 神奈川県最大級の小学生絵画コンクール(https://yumecon.net/)
こちらのリンクから、受賞作品やコンテストの様子を見ることができます。
動く夢絵ワークショップって?
コンテストの受賞者を対象に、子どもたちの紙の夢絵をScratchで動かしてもらうのが動く夢絵ワークショップです。
子どもたちの夢がつまった作品をお借りして、まず、私たち学生が作品から動かすパーツを切り出し、部品としてScratchで動かせるように準備をします。
ワークショップでは、絵の作者である子どもたちがこの部品をプログラミングして、動く夢絵に変身させます。
こちらは制作途中の画面です。パーツが切り出されて一つ一つが自由に動かせるようになっています。
プログラミングを知らない子ども、初めてScratchに触れる子どもたちも多く、しっかり教えられるのかが不安でしたが、すぐにどうしたらいいかを理解して楽しそうに取り組んでくれたので、とてもうれしかったです。
みんな自由な発想で自分の絵をどんな風に表現したいかを考えて、自分の作品を動かしていました。
自由すぎる発想力!
子どもたちの夢を動く作品で表現したい!という思いから、応募してくれた時の作品のタイトルや説明を見ながら、どうやって動かそうかを考えて準備をしましたが、私たちが考えつかないような自由な発想力に驚かされる場面も多々ありました。
思ってもみない場所を動かしたいと言われたり、ピンク一色になるようにしたいなどと言われたり…。
子どもたちの「こうしたい!」をどうやってかなえられるかを一緒に考えて作品を作っていきました。
作品をひとつお見せします。これは「海底テーマパーク『くじらカラフルランド』」という作品です。
最初はオリジナルの夢絵で画面が変わるとパーツが一斉に動き出します。
みんなの前で発表会
ワークショップの最後に会場のホールをお借りして、できあがった動く夢絵をみんなの前で発表しました!
みんな緊張した様子ながらも、がんばったところや工夫したところを発表してくれました。
他の人の作品を見ると「こうやって動かせばよかったのか」という発見や、「こんな動かし方もあるのか」という驚きがありました。
作品はこちらから
第28回動く夢絵作品 (https://scratch.mit.edu/studios/34731705)
こちらのリンクから今回のワークショップで子どもたちが作った動く夢絵を見ることができます。ぜひ動かしてみてください。
最後に
この動く夢絵ワークショップを通して、子どもたちにデジタルでこんなことができるよ!ということを体験してもらえたと思います。
「初めての経験で楽しかった!」「家でもやってみる!」と話してくれる子どももいました。
また「イモムシがくるくるまわるのがすごかった」「Scratchは初めてではないけど自分の絵が動かせるのを知っておもしろかった」など、楽しんでもらえたようです。
「次はこうしてみたい!」「こうなったらいいな」など、子どもたちの想像力を育てるお手伝いができていたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
こちらはワークショップの様子を紹介した動画です。