子育てブログ

2024.10.07

イベント

スーパーデジキッズ集結!!

こんにちは!産業能率大学 情報マネジメント学部 北川ゼミです。

 

突然ですが、みなさんはプログラミングと聞いて、何を思い浮かべますか?

アプリを作れる? ゲームを作れる? むずかしそうと思う方もいるかもしれません。

先日あるイベントで、プログラミングツールであるScratchを軽々と使いこなしているたくさんのスーパーデジキッズに出会いました!

そのイベントとは、5月26日に青山学院大学にて開催されたScratch Day2024 in Tokyoです。

 

「Scratch Day」をご存じですか?

Scratch Dayは、年に一度Scratchの誕生日をお祝いするお祭りです。

Scratchは、子どもがプログラミングをスムーズに学べるソフトウェアで2008年5月にリリースされました。

毎年5月に、世界各地でイベントが開催されています。

下の地図は、2024年にScratch Day のイベントが開催された場所を示しています。

■Scratch Day 開催地マップ

https://padlet.com/scratchprograms/scratch-day-2024-map-6tmtisjwcz7hyqbs

この東京版であるScratch Day in Tokyoは、日本におけるScratchの第一人者である阿部和広さんが中心となり、2009年からほぼ毎年開催しています。

首都圏でScratchに関わる活動をしている方々が、それぞれのブースを出展し、体験コーナーやワークショップを開催します。

まさに、Scratchのお祭りです!

2024年も会場では、今までデジキッズが制作してきた作品披露会Show&Tellや、新しいScratch技術体験など、さまざまなブースが設けられていました。

■ Scratch Day in Tokyoのホームページ https://day.scratch-ja.org/home

こちらは阿部和広先生のオープニングあいさつの様子です。

初心者向けのワークショップのはずが…

私たち北川ゼミは、初心者でもScratchを楽しめるワークショップを開催しました。

ところが!実際ワークショップが始まると、「これ知っているよ!」「一人でできる!」という声がどんどん上がりました。

参加者の小学生にScratch経験を聞いた結果のグラフを見てください!

なんと半数が「自分でゲームを作れる」と答えていました。

こうした強者(つわもの)の子どもたちは、ワークショップが始まると、非常に速いペースで作品を作っていきます。私たちの出る幕もありません!中には、マイパソコン・マイタブレットを持参して参加してくれたデジキッズもいて、これまでの作品を見せてくれました。

できあがった作品の体験会では、周りの参加者の作品に興味津々で、質問したりアドバイスしたり!

もちろん、初めてScratchを体験した子どもたちも楽しんでゲームを作っていました!

子どもたちにとっては、プログラミングは特別なものでもむずかしいものでもなく、普通に体験できてしまうものなんだと感じました。

Scratchでクッキーが焼ける!?

Scratch Dayでは、Scratchでトースターを操作してクッキーを焼くワークショップを行っているブースがありました。

「プログラミングトースター」という家電を使い、温度の調節や時間を子ども自身でプログラミングしていきます。WifiやBluetooth通信で、プログラムからヒーターのOn・Offや温度データの取得が可能です。

パナソニック ホールディングス株式会社 Scratch Home Project 様提供

「プログラミングトースター」は、パナソニックホールディングス株式会社のScratch Home Projectが開発しています。パソコンでプログラミングをするだけではなく、くらしの中で身近な家電をかけ合わせることで、子ども自身で試行錯誤し、さまざまな学びを提供しようという取り組みだそうです。

■Scratch Home Project https://laboratory.jpn.panasonic.com/project/hclsteam/

プログラミングはパソコンの画面だけで行うのでなくトースターも操作できるんですね!

イベントでは、Scratchで画像を描いてデジタルミシンに刺繍させるブースもありました。

ワークショップの終了後、ブースの横を通った時に、ひとりのデジキッズが「僕が作ったから食べてみて!」とクッキーをくれました。ほんとうにおいしかったので「おいしい!ありがとう!」と言ったら、すかさず新しいクッキーを持ってきてくれました。

スーパーデジキッズの子どもらしさも感じました!

 

おわりに

Scratch Dayは、いつもはサイト上でやり取りしているデジキッズ同士が、直接会って話のできる交流の場にもなっていました。このようなスーパーデジキッズもたくさんいましたが、Scratchが初めての人も経験者も関係なく楽しめるイベントでした!

最後までご覧いただきありがとうございました。

「プログラミング」のイメージは変わりましたでしょうか!?

次回以降もデジタルに関連するブログを掲載いたします。 お楽しみに!

 

 

こちらは、Scratch Day2024 in Tokyoの「ゆるScratchers Meetup」のコーナーに参加した人たちが当日作った作品です。大人の作品も入っていますが、思い思いのほっこりゆるい作品が公開されており、鑑賞することや遊ぶことができます。

■ゆるScratchers Meetup 2024 https://scratch.mit.edu/studios/35251887/

 

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